パーツを揃える (01/09/25)

今回用意したパーツです。

CPU :
 インテル Pentium4 1.7GHz 478Pin (25,599円)

ATXマザーボード :
 インテル BOXD845WN (20,499円)

300W 電源BOX : HEC HEC-300-T (7,999円)

メモリ : ノーブランド 256MB SD-RAM PC133 CL2
 (2,979円)


マザーボードの選択


マザーボードについてですが、Pentium4を安く載せるため、チップセットを845と決めていました。
850チップセットだと、メモリが高額なRIMMにしか対応していませんからね。
(↑ ちょっと弱気か?)

ここで、問題になるのはケースの形状です。

 問題点 1

PCV-T700MRの純正ケースは、マザーボードの取り付け部のねじ穴が10箇所あります。
いわゆるスペーサーという部分ですが、T-バイオの場合、ケースを板金加工してそこにマザーボードを載せるという
構造になっています。よって、通常のPCケースのように自由にスペーサーの位置取りを決められません。

今回使用したインテルのマザーボードは取り付け部のねじ穴が11箇所もありますので、ぴったりとケースに収まります。
他のメーカーのマザーボードを使用する場合、このねじ穴をいくつか省略した設計になったものが多いようです。
その場合は、基盤がケースに接触してショートするおそれがあり、ケースそのものを加工しなければならないでしょう。

 問題点 2

Soket478のCPUでは、CPUファンがかなり大型に設計されています。(よっぽど発熱量が大きいのでしょう。)
よって、478用マザーボードでは基盤上のオブジェ配置が全体的に狭苦しくなっています。


上の写真は今回使用のマザーボードですが、従来のインテル製マザーと比べ、メモリスロットが右側に張り出しています。
T-バイオでは、CD-ROMが基盤の上に大きく重なる構造のため、右上部分にかなり余裕のあるマザーボードを選ぶ必要が
あります。
他のほとんどのマザーボードでは、メモリスロットがもっと右側に張り出していて、T-バイオケースに内蔵させるのは不可能
でしょう。

現時点で上記2つの問題をクリアしているのは、おそらくこのマザーボード(もしくは同型LAN付きのBOXD845WNL)しかあり
ません。


電源BOX

CPUにPentium4を選択した場合、それに対応する電源装置が必要になります。

電源装置からATX12Vを供給しなければならないそうですが、T-バイオのケースには当然そのような能力はありません。
一部のマザーボードでは、特別な電源装置を必要としないものあるそうですが、通常は電源BOXの交換が必須になります。

今回はパソコンショップで「ペンティアム4対応!」と表示された電源BOXを適当に見繕って買ってきました。

しかし、これが後で予期せぬトラブルに!!!余計な手間がかかることになってしまいました。(詳しくは後述)
みなさん、電源BOXを交換の際は形状がケースに合うか良く確かめてからにしましょうネ。(経験者は語る)

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