バラタナゴの産卵(08/07/09)

 現在、うちの庭で飼っているバラタナゴは全部で4匹。

 大阪府寝屋川市の用水路で採取したものだが、ここで問題発生。

 いつものタナゴがいっぱいいた用水路に、今年はまったく魚がいない。。。

 ひょっとして全滅しちゃったのか!?


 う〜む、緊急事態じゃ。仕方がないので、うちの庭で産卵させるぞ。


バラタナゴのオス。


キレイな婚姻色を出してます。


稚魚から育てて約3年。


立派な成魚になりました。


約4センチ。


こっちがバラタナゴのメス。


尻から産卵管が伸びています。


こちらも約3年育てて、とても立派になりました。


オスよりやや小さめ。


寒暖差の激しい庭池だが、どちらも元気に泳いでいる。



タナゴは二枚貝の中に産卵する習性を持つ。

しかし、うちの近くでは二枚貝を獲れるポイントがない。

今回は通販で、ニセマツカサガイ5個を購入した。
(インターネットって、なんでも買えるね^^;)

ニセマツカサガイを池に投入。


バラタナゴやヨシノボリが、群がり始めた!好感触!


(二枚貝の稚魚は、はヨシノボリ等に寄生して成長するらしい。
 ヨシノボリにとっても、二枚貝には魅力的な何かがあるのか?)


ニセマツカサガイを投入して、わずか1ヵ月半。


約5ミリの稚魚2匹を確認した。
(水草や岩陰にもっといるかもしれないが未確認)


バラタナゴの子供って、こんなに早く産まれるのか?


池の中で隔離等しておらず、残念ながら、産卵やふ化は観察できなかった。


(という訳で、シジミを大きく育ててタナゴの産卵床にする実験はしばらく休止)

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